黒船祭は最高潮 市内一色―下田

下田版 2019年05月19日

米海兵隊カラーガードを先頭に続くパレード=下田市街地
米海兵隊カラーガードを先頭に続くパレード=下田市街地
式辞を述べる福井市長=下田公園・開国広場
式辞を述べる福井市長=下田公園・開国広場
海上に打ち上がった色とりどりの花火=下田市のまどが浜海遊公園
海上に打ち上がった色とりどりの花火=下田市のまどが浜海遊公園

 下田市の第80回黒船祭は2日目の18日、メイン行事の記念式典と公式パレードをはじめ、下田条約再現劇、踊りや太鼓演奏など多彩な催しが繰り広げられ、最高潮に達した。旧町内の商店街では、前日に続き開国市がオープンし、多くの来遊客でにぎわった。

 ■記念式典に日米500人 ヤング首席公使「草の根交流が友好強固に」

 記念式典は、午前10時半から下田公園開国記念広場で行われ、日米の来賓約150人を含め約500人が臨席した。

 小泉孝敬市議会議長の開式の辞、日米の国旗掲揚の後、日米の代表27人が「日米修好の基礎は下田において築かれた」と刻まれた開国記念碑に花輪をささげた。

 黒船祭執行会名誉会長の川勝平太知事の式辞に続き、執行会会長の福井祐輔市長は、80回を迎えた黒船祭を振り返った上で「この黒船祭を国際社会の財産として継続し、永遠の宝物として比類のない両国と両市の親善関係を維持向上する」との決意を表明した。

 駐日米国大使館のジョセフ・ヤング首席公使は「ペリー提督は鎖国の扉を開いた上で、以来165年に及ぶ日米パートナーシップの礎を築いた。草の根の交流が両国のパートナーシップを一層強固にしている」と祝辞を述べた。

 式典に先立ち、航空自衛隊の戦闘機3機と訓練用飛行機2機、海上保安庁のヘリ1機が相次いで上空を祝賀飛行した。

 ■パレード華やか 隊列540メートル

 公式パレードは、正午に下田公園下からスタート。市街目抜き通りを約1時間にわたり華やかに行進した。

 日米の国旗を掲げた米海兵隊カラーガードを先頭に、車両29台、音楽隊5隊、行進隊6隊を含む総勢430人が参加し、隊列は延長約540メートルに及んだ。

 福井市長とジョセフ首席公使は一緒にオープンカーに乗り込み、沿道の市民や観光客に笑顔で手を振って応えた。

 各音楽隊は競い合うように華やかに演奏し、米キニック高ドリルチームは銃剣などを操りながら一糸乱れぬ行進を披露した。

 沿道には二重三重の人垣ができ、日米の小旗を振って見物していた。

 ■下田湾の夜空彩る 黒船祭花火大会、観客を魅了

 「第80回黒船祭花火大会」が17、18日の2日間、下田湾を会場に開かれた。大型の花火や連続した花火を打ち上げ、来場者を魅了した。

 海上2カ所、犬走島、みさご島の2カ所から打ち上げられた。特大の10号玉が上がると、会場から歓声が起こり、連続で打ち上がるスターマインに来場者はうっとりと見入った。フィナーレでは各打ち上げ場所から一斉に打ち上がり、海上全面を明るく彩った。

 【写説】米海兵隊カラーガードを先頭に続くパレード=下田市街地

 【写説】式辞を述べる福井市長=下田公園・開国広場

 【写説】海上に打ち上がった色とりどりの花火=下田市のまどが浜海遊公園

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