高橋さん日彫展最高賞 松崎の彫刻家56年目に初入賞

下田版 2019年05月05日

受賞作品「蒼天」(提供写真)
受賞作品「蒼天」(提供写真)

 松崎町松崎の彫刻家高橋忠さん(77)がこのほど、日本彫刻会主催の第49回日彫展で最高賞の一つ「日彫賞」を受賞した。同会の前身となる「日本彫刻家連盟」時代から応募を続け、56年目にして初入賞を果たした。

 受賞作品は裸婦立像「蒼天」(高さ178センチ)。昨年11月に改組新第5回日展で入選した「水面」の姉妹作品。静謐(せいひつ)を表現した「水面」に対し、「蒼天」は新たに迎える時代への希望と決意を表し、りんとしたポーズとはつらつとした表情にこだわった。

 高橋さんは同会会員で、日展会友。県の芸術祭などで実行委員や審査委員を務めてきた。県や全国の公募展で受賞歴を持つが、日彫展は入賞したことがなかった。

 日彫展には長年頭像を応募し「首の忠(ちゅう)さん」と呼ばれていた。5年ほど前から裸婦立像で挑戦し続けていた。高橋さんは「長く続けているといいこともある」と笑顔を見せた。今後の活動について「芸術に年齢は関係ない。より高みを目指していきたい」と意欲を見せる。

 【写説】受賞作品「蒼天」(提供写真)

各地の最新の写真
伊東
勝利目指し全力 伊東市内小学校で運動会始まる
下田
黄金色の穂刈る 南上小が麦収穫―南伊豆
中伊豆
田方3市町と医師会協力 糖尿病予防を支援―来月から
熱海
伊豆山、初島の津波避難路 階段、手すりなど整備―熱海市

最新写真特集