不信任説明に鈍い反応 松崎町議選を振り返って

下田版 2019年04月23日

開票の様子を確認する町民たち=松崎町環境改善センター
開票の様子を確認する町民たち=松崎町環境改善センター

 ■求められる真摯な姿勢

 議会解散に伴う松崎町議選は、定数8に対し「反町長派」前職6人など12人が立候補。反町長派は長嶋精一町長を失職させるべく、過半数となる5議席以上の獲得を目指したが、当選したのはわずか2人。4人が落選の憂き目を見た。「町長不信任」は幕を下ろし、長嶋町政の継続が決まった。

 反町長派の中には、街頭演説で不信任案に至った経緯について説明し、理解を呼び掛ける候補者もいたが、町民の反応は鈍かった。

 一方、町長派で新人の田中道源氏(40)=船田=、鈴木茂孝氏(48)=岩科南側=、小林克己氏(52)=伏倉=は選挙運動で、未来志向の町づくりを訴え、町民の支持を得たとみられる。今回の町議選は、2人超だった前回選と最下位当選者の得票がほぼ同数であることから、反町長派前職の票が、町長派の新人3人、元職1人に移った格好だ。

 終始低調だった選挙ムードとは相反し、投票率は前回を1・13ポイント上回り、75・83%だった。15の投票所のうち、11カ所で上昇した。投票率が下降傾向にある中、少しではあるが町民の関心が高かったことが分かる。有権者数は、前回と比べ315人減少し、5871人だった。

 長嶋精一町長への不信任案可決で始まり、町政の混乱・停滞の中で行われた町議選のため、町民は新議員に目を光らせるだろう。スムーズな町政運営と町の課題解決に向けた真摯(しんし)な姿勢が求められる。

 【写説】開票の様子を確認する町民たち=松崎町環境改善センター

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