伊豆急が海岸走行中の津波想定し訓練 地元高校生も初参加  

下田版 2019年03月14日

停止した電車から降りる津波避難訓練の乗客役参加者ら=東伊豆町稲取
停止した電車から降りる津波避難訓練の乗客役参加者ら=東伊豆町稲取

 ■電車から乗客誘導

 伊豆急は13日、東伊豆町稲取で電車の海岸線走行中を想定した津波避難訓練を行った。東伊豆消防署、下田署と合同で約100人が参加、本番さながらに乗客の避難誘導に取り組み防災体制を確認した。

 伊豆稲取駅から今井浜海岸駅へ電車の出発後間もなく、大地震発生に伴う大津波警報発表を想定した。社員と署員の他、乗客役の稲取高生徒8人や町、県賀茂地域支援局の職員、徳造丸社員らが参加した。地元高校生の参加は同社の訓練で初めて。

 緊急地震速報を受信した電車が海抜16メートル地点に停止、乗務員が乗客に情報を伝え避難誘導を開始した。近くの住民や乗客の協力も得てドアから次々と降ろし「上に逃げてください」と大きな声で指示、警官や消防隊員も駆け付けて海抜39メートルの国道135号沿い、志津摩広場まで避難させ、7分ほどで終了した。

 津波避難訓練は毎年「世界津波の日」(11月5日)ごろに行っているが、防災意識をさらに高めよう―と、初めて東日本大震災発生日に合わせた。小林秀樹社長は「万一の事態に備え落ち着いて行動できるように備える」、山口政敏消防署長は「迅速で的確な行動で人命を守りたい」とあいさつした。

 【写説】停止した電車から降りる津波避難訓練の乗客役参加者ら=東伊豆町稲取

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