「あずさ山の家」運営見直し 下田市の所有施設

下田版 2019年02月16日

新年度から運営を見直すことになった「あずさ山の家」=下田市須原
新年度から運営を見直すことになった「あずさ山の家」=下田市須原

 ■指定管理者決まらず 多大な維持費、廃止も検討

 下田市は、同市須原の市有施設「あずさ山の家」の運営を存廃を含め見直す。新たな指定管理者が決まらず、新年度から地元の意見を聴き、新たな活用方法を検討していく。15日の市議会全員協議会で報告した。

 同施設は現在、民間のノウハウを生かす指定管理で宿泊や食事ができる農村体験施設として運営されている。

 本年度末で指定管理期間が満了となるため、新年度以降の指定管理者を公募した。現在の指定管理者1社が応募したが、管理費が市の上限額を超え、不調となった。その後、別の業者1社が再募集に応じたが、同様に上限額を上回り、不調に終わった。

 この結果を踏まえ、市は新年度以降の利活用を地元の意見を聴きながら検討していく方針を決めた。ただし、建設から26年経過し施設の維持に多大な費用がかかることから、廃止も選択肢の一つとしている。当面は宿泊施設としては休業し、活用できる機能を生かしながら管理維持していくという。

 議会では「老朽化し、経費がかかるからやめるというのではなく、施設を存続させる方向で検討してほしい」という要望が相次いだ。

 あずさ山の家は、学校統合で1971年に廃校となった須原小跡地に建つ施設。廃校後、青少年山の家として活用されてきたが、老朽化により92年に農村体験宿泊施設として再建された。

 敷地面積約4942平方メートル。施設は木造一部鉄筋コンクリート2階建て延べ1388平方メートル。管理棟、宿泊棟、浴室棟、食堂棟、農具資料館、屋外炊飯棟、水車小屋、工作館などを備える。

 2005年度までは下田市振興公社に管理を委託。その後、指定管理で運営してきた。

 近年の宿泊利用者は、東日本大震災発生直後の11年度1975人から徐々に持ち直し、17年度は3896人の利用があった。

 【写説】新年度から運営を見直すことになった「あずさ山の家」=下田市須原

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