災害対応訓練、全国展開へ 南伊豆で初の体験トレ―DMTC

下田版 2018年11月29日

がれきや丸太の撤去作業を体験する参加者=南伊豆町子浦の旧三浜小
がれきや丸太の撤去作業を体験する参加者=南伊豆町子浦の旧三浜小

 ■開発中の検証プログラム

 国民各層の災害対応能力向上を目指し、東京大が中心となって設立した官民学の協働組織「災害対策トレーニングセンター(DMTC)」(センター長・目黒公郎教授)は30日まで、現在開発中の災害対応訓練プログラムの内容や運用方法を検証するため、南伊豆町のサテライト拠点2カ所に参加者を集め、試験的な体験トレーニングを実施している。全国初の取り組み。体験を通して出た課題や意見をくみ上げて基本モデルを構築し、将来的な全国展開を図る。

 DMTCは今年10月に設立し、同大と国内のIT、コンサルタント、建設、鉄道メーカーなど十数社と南伊豆町で構成。災害現場に近い環境を用意した実践的な訓練プログラムの提供、災害発生時の通信手段や作業手順を標準化する「災害対応支援システム(BOSS)」の普及などを進めている。体験トレーニングは今回が第1回で来年3月まで計4回を予定。いずれも3、4日間の日程で同町や東京大で行う。

 28日、子浦の旧三浜小のトレーニングには地元企業や行政職員のほか、全国各地の医療、ITなどの専門家ら計50人以上が参加。救急車両が通行できるよう土のうを積み上げて道路の段差を解消し、がれきや丸太を撤去するといったプログラムを体験した。大阪府の薬剤師・窪田愛恵さん(53)は「こういう経験をしていると、万が一の際に役立つはず」と力を込めて語った。

 DMTCは来年4月に本格始動し、同町の拠点で引き続き訓練プログラムの実施などを予定している。

 【写説】がれきや丸太の撤去作業を体験する参加者=南伊豆町子浦の旧三浜小

各地の最新の写真
伊東
県バスケ協 優秀選手に櫛引君(伊東南中3年)
下田
密漁パトロール開始 白浜漁業管理運営委―下田
中伊豆
児童がキャラ、アニメ創作 うるまでるび芸術教室―三島中郷小
熱海
あたみ桜開花 熱海梅園園内に10輪

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞&イズハピが贈る伊豆の観光情報紙「伊豆時間」 花半島伊豆 ちょっと早めの春をさがしに・・・(PDF)