1年ぶり、間近に柱状節理 遊歩道修繕工事が完了―下田・爪木崎

下田版 2018年10月06日

落石防止ネットを張り、海岸遊歩道の利用が可能となった工事現場=下田市の爪木崎
落石防止ネットを張り、海岸遊歩道の利用が可能となった工事現場=下田市の爪木崎

 下田市による爪木崎自然公園遊歩道修繕工事が5日までに終了し、海岸に下りて間近に柱状節理を観察することが可能となった。

 落石の危険があったため、灯台手前の園地のり面に金網の防護ネットを設置した。園地下には海岸遊歩道があり、約1年前から通行禁止となっていた。工事費は約600万円。

 柱状節理は、マグマや溶岩が冷え固まる時に体積が縮んでできた柱状の岩。爪木崎西側の海岸には県指定天然記念物の「俵磯」と呼ばれる見事な柱状節理があり、園地近くの展望台から観察できる。

 爪木崎の柱状節理は、海底火山の噴火でたまった地層の面に沿ってマグマが入り込んでできた「シル」と呼ばれる岩体の中にでき、伊豆と本州の衝突に伴う隆起と浸食で地表に姿を表した。

 【写説】落石防止ネットを張り、海岸遊歩道の利用が可能となった工事現場=下田市の爪木崎

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