3新人で得票総数の35% 河津町議選振り返る

下田版 2018年10月02日

 ■現職、2人除き前回票下回る 複合施設整備計画「民意反映せず」響く?

 現職9、新人3の12人が定数1超の少数激戦を展開した河津町議選は、30日の投開票で共産現職が敗れ、無所属の新町議11人が決まった。1、2、4位で当選した3新人の合計得票は1597票で、得票総数4533票の35%を占めた。一方で、現職は2人を除いて前回得票を下回り、多くの有権者が新人に期待する結果となった。

 目立った争点が見当たらず従来型の地縁・血縁を主にした選挙戦で低調なまま進んだ中で、新人の動きは良かった。トップ当選した大川良樹氏(46)は昨年春に準備を始め自民党河津町支部の会合に積極的に出席するなどの活動が奏功、若い支援者が結束し支持を拡大した。2位の桑原猛氏(49)は見高地区に浸透、4位の渡辺昌昭氏(60)も地盤以外から広く支持を得た。

 現職は、前回選より最大で半数以下に票を落とすなど苦戦した。町複合施設整備計画に対し町議会が結果的に民意を反映させられなかったことも響き、新人に票が流れたとみられている。ただ3期目を目指した渡辺弘氏(70)と土屋貴氏(70)は手堅く票を伸ばし、厳しい戦いになりがちな2期目にあって上村和正氏(52)は前回選並みの得票で善戦した。

 新町議には、民意をくみ取って町政に反映させ、町民参加の町づくりを進める活動が望まれる。町制施行60周年の今年、新たなスタートにしたい。

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