“MTB宿泊施設”オープン 地域資源活用し誘客―西伊豆仁科

下田版 2018年08月10日

宿泊施設ロッジ・モンドの前でフランスの選手と雑談する松本さん(左から2人目)=西伊豆町
宿泊施設ロッジ・モンドの前でフランスの選手と雑談する松本さん(左から2人目)=西伊豆町

 ■松本さん、トレイルツアーなど企画

 伊豆半島西海岸で、古道を整備、活用しマウンテンバイク(MTB)のトレイルツアーを企画しているベーストレス代表の松本潤一郎さん(36)が、宿泊施設「ロッジ・モンド(聞土)」を西伊豆町仁科にオープンした。新たな観光拠点として、西伊豆・松崎両町の観光客増加と、MTBをはじめとした地域資源を活用したアクティビティー(活動)の提供を図る。

 ■仏プロチーム来訪「とても良い」

 松本さんは「西伊豆古道再生プロジェクト」を立ち上げ、西伊豆・松崎両町の古道を6年間で約40キロ整備してきた。温暖な伊豆半島西海岸は、年間を通じてトレイルツアーが楽しめるため、参加者は年々増加し、初年は年間約200人だったが、5年で約1200人までになった。

 ロッジ・モンドはMTBの敷居を下げ、初心者にも親しんでもらう機会を創出しようと、7月末にオープンした。早くも愛好家の間で話題となっている。

 最初の客となったのはMTBが人気のフランスのプロチーム「ジロマグニイー・エンデューロ」の7選手。松本さんたちが整備したコースで、10月にフランスで開かれる世界的なMTBフェスティバル「ロックダジュール」で披露するミニムービーを撮影した。同チームは西伊豆町について「山伏の道で歴史、文化に触れることができた。MTBについて地元も協力的でとても良い」と話す。

 松本さんは「コースを走るだけでなく、MTBで地域の文化に触れてもらえるような企画を考えている」といい、「2020年の東京五輪で伊豆半島ではMTB競技も開催される。ただ期待しているだけでは意味がない。海が有名な地域で、さらに山というツールで誘客を図り、観光として根付かせていきたい」と話している。

 問い合わせはベーストレス〈電0558(36)3737〉へ。

 【写説】宿泊施設ロッジ・モンドの前でフランスの選手と雑談する松本さん(左から2人目)=西伊豆町

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