利用者22人の体験、冊子に 「戦争の思い出」―西伊豆みんなの家 

下田版 2018年08月05日

利用者たちが証言を寄せた2018年版戦争の思い出
利用者たちが証言を寄せた2018年版戦争の思い出

 ■低空飛行する戦闘機空襲警報、逃げるばかり

 西伊豆町のNPO法人みんなの家(奥田俊夫代表)はこのほど、利用者の戦争体験をまとめた小冊子「2018年版 戦争の思い出」を発行した。22人が戦中戦後の証言を寄せ、戦争が生み出す恐怖や悲しみなどを伝えている。

 デイサービス事業を行う同NPOが戦争の悲惨さや平和の大切さを伝える「戦争体験の継承活動」として、利用者の戦争体験を聞き取りし、文章にしてまとめた。2007年から毎年発行し、これまでに103人からの証言を集めた。イラストとふりがなを付けることで子どもにも読みやすくしている。

 「低空飛行する戦闘機の操縦者が笑っていたのが見えた。とても恐ろしく、今も目に焼き付き、忘れられない」「学校に通っていたが空襲警報が頻繁に鳴り、防空壕(ごう)に逃げるばかりで勉強した記憶がない」など、戦中戦後の体験談を掲載している。同NPOは「今ある平和は当たり前ではなく、大切なものである。どうやって守っていくのか考えるきっかけとしてほしい」と話した。

 冊子はA4判で40ページ。1冊300円で配布する。郵送による購入も可能。詳しくは同NPO〈電0558(52)4730〉へ。

 【写説】利用者たちが証言を寄せた2018年版戦争の思い出

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