VRで認知症体験 当事者視点で支援考察―東伊豆片瀬・エンドレス

下田版 2018年08月03日

VR認知症を体験する参加者=東伊豆町役場
VR認知症を体験する参加者=東伊豆町役場

 ■介護関係者ら40人 

 東伊豆町片瀬の居宅支援事業所エンドレス(中川裕太社長)は31日、町役場大会議室で「VR(仮想現実)認知症体験研修」を行った。町内と近隣市町の介護支援員や行政担当者ら40人が、認知症当事者の視点から支援の在り方を考察した。

 社会貢献の一環として初めて取り組んだ。認知症への対応は支援者や第三者的立場から行われがちだが、当事者意識を持つことで、どう行動すべきか考えるきっかけにするのが狙い。

 指導は同体験会を開くシルバーウッド(東京都港区)が担当した。参加者はゴーグル形のモニターとヘッドホンを付け、車から降りる時、ビルの屋上にいると思っている映像など、居場所を正しく認識できなかったり幻視をしたりする症状を視聴体験した。

 東伊豆町地域包括支援センターの宮原崇敏さんは「『一歩踏み出して』と声をかけられても怖くてできなかった。認知症の人と健常者との違いがよく分かった」と認識を新たにした。エンドレス介護支援専門員の磯川孝彦さんは「認知症への理解を深め、認知症の本人に意思決定能力があるという前提での支援が重要」と話した。

 【写説】VR認知症を体験する参加者=東伊豆町役場

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