13年ぶり盆踊り大会 28日に若手有志―東伊豆・稲取

下田版 2018年07月10日

芸妓衆と演奏を練習するina盆実行委メンバー=東伊豆町稲取の大平荘
芸妓衆と演奏を練習するina盆実行委メンバー=東伊豆町稲取の大平荘

 ■LED投影、花火も

 東伊豆町稲取で28日、13年ぶりに盆踊り大会が復活する。活気ある町づくりを目指す地区の若手有志が実行委員会(西塚良恵委員長)を立ち上げ、参加型イベント「ina盆(いなぼん)」を開催、町役場前海側で三味線や太鼓、かねの生演奏を含む盆踊り、発光ダイオード(LED)マッピング、花火などを繰り広げる。多くの参加を呼び掛けている。

 実行委などによると、稲取地区では2005年まで町内会などの盆踊りがあった。若手有志は、古き良きにぎわいの復活、盆踊りを知らない子どもたちへの伝統文化継承や郷土愛育成を図るためイベントを企画した。

 生演奏に向けた練習を1月に開始、日本舞踊の花柳流師範・花柳春涛(しゅんとう)さんと芸妓(げいぎ)衆3人が快く指導を引き受けた。西塚委員長ら9人が旅館「大平荘」などで「稲取新小唄」「屋台囃子(ばやし)」「東京音頭」「炭坑節」を習得している。

 9人とも全くの未経験だったが、驚くほどの上達ぶりに春涛さんは「地域愛にあふれているからできるのだろう」と評価した。

 イベントには当初、町補助金を見込んだが町全体の公平性などから町議会の理解を得られなかった。そこで協賛金を募ったところ、わずか1週間で目標80万円を突破した。住民や事業所などが積極的に協力したという。

 西塚委員長は「稲取だけでなく盆踊りがない伊豆地域の人たちも参加してほしい。伊豆で一番大きい大会に育てたい」と話す。「金目の大将」「ダンシング・ヒーロー」なども踊る。マッピングは役場庁舎に投影する。開催時間は午後6時半~9時半ごろ。荒天時は中止する。問い合わせは実行委〈携帯080(9111)5050〉へ。

 【写説】芸妓衆と演奏を練習するina盆実行委メンバー=東伊豆町稲取の大平荘

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