アカウミガメ、2年連続で産卵確認 下田・田牛海岸で108個

下田版 2018年07月10日

アカウミガメの卵を掘り起こす下田海中水族館の職員=下田市の田牛海岸
アカウミガメの卵を掘り起こす下田海中水族館の職員=下田市の田牛海岸

 下田市の田牛海岸で6日、県の希少野生動植物・絶滅危惧1A類に指定されているアカウミガメの産卵が2年連続で確認された。調査・保護活動をしている下田海中水族館が地中から108個を発見した。市内での産卵は6月の多々戸浜海岸に続き今シーズン2回目。

 産卵場所は田牛海岸南端の波打ち際から約40メートル離れた位置。昼頃に近くを通った住民が蛇行する足跡を見つけて連絡した。同水族館の職員2人が調査を行い、深さ約30~50センチの地中からピンポン球ほどの大きさの白い卵を掘り起こし、個数や状態を調べた後に埋め戻した。飼育課の岡野司さんによると「今後多くの産卵が期待できるかもしれない」という。

 アカウミガメの卵は上下を逆さにしたり、激しく動かしたりするとかえらなくなるため同水族館は「見つけても動かさず、すぐに連絡してほしい」と呼び掛けている。

 産卵調査にはアカウミガメの学習を行っている朝日小の児童16人も参加した。

 【写説】アカウミガメの卵を掘り起こす下田海中水族館の職員=下田市の田牛海岸

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