非稼働病床71減の58に 賀茂地域医療構想会議

下田版 2018年06月08日

非稼働病床や在宅医療について話し合う参加者=下田市中の県下田総合庁舎
非稼働病床や在宅医療について話し合う参加者=下田市中の県下田総合庁舎

 ■在宅医療後方支援整備事業 活用検討施設なし

 団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けた医療体制を協議する「賀茂地域医療構想調整会議」の本年度第1回会合が5日夜、下田市中の県下田総合庁舎で開かれた。1年間入院実績のない「非稼働病床」が17年は58床(前年比71床減)となり改善を図る一方、地域包括ケア推進の一環で県が有床診療所を補助する「在宅医療後方支援体制整備事業」の活用を検討している医療施設が、現時点ではないことも明らかになった。

 賀茂医師会、歯科医師会、薬剤師会の会長、県賀茂保健所、賀茂1市5町の関係者など30人以上が出席した。

 県によると、非稼働病床は非効率な病床維持や新規病床増設の制限などにつながる可能性もあるという。賀茂地区では1医療機関で48床の非稼働病床があり、看護師や理学療法士、作業療法士などの不足により、患者数を増やせなかったことが理由だとみられる。

 「在宅医療後方支援体制整備事業」は未稼働病床がある診療所が補助対象で、在宅医療患者の急変時受け入れや、レスパイト入院の対応で必要とされる人件費などを一部支援する。賀茂地区には対象が4診療所あるが、入院対象や病床稼働を実質的に休止しているなどの理由で活用する見込みは低いという。ただし、県の担当者によると「今後の状況次第では検討を進める可能性もある」という。

 【写説】非稼働病床や在宅医療について話し合う参加者=下田市中の県下田総合庁舎

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