歴史の町、駆ける 下田で「北方領土の日」記念マラソン

下田版 2018年02月08日

一斉にスタートする一般ランナー=下田市三丁目の長楽寺前
一斉にスタートする一般ランナー=下田市三丁目の長楽寺前

 ■一般、中学の部に175人

 第38回「北方領土の日」記念史跡巡りマラソン大会(北方領土返還要求県民会議、「北方領土の日」記念下田の集い実行委員会主催、外務省など後援)が7日、下田市の長楽寺−玉泉寺を往復する約5・1キロのコースで行われた。男女別で一般の部と中学生の部に計175人が出場し、歴史の記憶が残る町中を駆け抜けた。

 1855年2月7日に、北方四島を日本固有の領土とする「日露和親条約」が長楽寺で締結されたことにちなみ毎年開催している。玉泉寺は、同条約を結んだプチャーチン提督率いるロシア艦隊「ディアナ号」の船員の墓がある。

 今年は一般48人(男性36人、女性12人)、市内4中学の生徒127人(男子70人、女子57人)が参加した。

 開会式で実行委員長の福井祐輔市長が、北方領土について「日本固有の領土である」と訴えた後、稲梓中の田中榛君(2年)が「歴史の風を感じながら、地域の方に感謝し交流を深め、最後まで諦めず走りたい」と宣誓した。

 出場者は、合図とともに勢いよくスタートし、旧町内や下田港の魚市場前などを走り抜けた。玉泉寺を折り返してからは、逆風の中、沿道の声援を受けながら力走した。ゴール後は北海道根室漁協から贈られたサケを使った熱々の石狩鍋に舌鼓を打った。

 【写説】一斉にスタートする一般ランナー=下田市三丁目の長楽寺前

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