海難事故防止へ決意新た 下田海保と伊豆漁協

下田版 2018年01月10日

海上安全の宣誓文を読み上げる佐藤組合長=下田市外ケ岡の市魚市場
海上安全の宣誓文を読み上げる佐藤組合長=下田市外ケ岡の市魚市場

 ■海上安全式・祈願祭に50人

 下田海上保安部主催の「海上安全宣誓式」と伊豆漁協主催の「海上安全祈願祭」が9日、下田市外ケ岡の市魚市場で開かれた。国や県の出先機関、漁業・海洋レジャーなどの海事関係者50人以上が出席し、2018年の海難事故防止に向けて決意を新たにした。

 宣誓式では、佐藤泰一組合長が▽救命胴衣の常時着用▽乗船時の過度の飲酒禁止▽衝突予防装置の作動−など6項目の宣誓文を読み上げて「関係者が一丸となり、安全操業・安全運行に努めて無事故の一年にしたい」と表明した。

 下田海保の犬藤学部長は宣誓文を受け取った後、2017年の管内の海難事故、船舶、死亡・行方不明者の数がいずれも増えていることを危惧し「2月1日から拡大される救命胴衣着用義務の周知徹底も含めて、関係者が協力して事故防止に努めなければならない」と呼び掛けた。

 祈願祭では下田八幡神社の宮司らによるおはらいに続き、出席者が玉串をささげた。

 同海保の速報値によると、8月の米国イージス艦衝突事故も含めて、17年は海難船舶数29隻(前年同期比9隻増)、死亡・行方不明者10人(5人増)などとなっている。うち事故船舶の8割を小型船が占めている。

 【写説】海上安全の宣誓文を読み上げる佐藤組合長=下田市外ケ岡の市魚市場

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