台湾消防署にポンプ車 県防災協定で下田市が寄贈

下田版 2017年11月29日

寄贈する消防車の前で謝代表(左)に目録を手渡す福井市長=下田市の下田消防署前
寄贈する消防車の前で謝代表(左)に目録を手渡す福井市長=下田市の下田消防署前

 ■「安全、安心のために」

 下田市は28日、日本の消防大学校に相当する台湾の内政部消防署訓練センターに消防ポンプ車1台を寄贈した。同日に下田消防署前で贈呈式が開かれ、謝長廷・駐日代表をはじめ台北駐日経済文化代表処や同横浜分処、下田市、市消防本部、市消防団などの関係者約40人が出席した。

 台湾の7市1県の消防局と「防災に関する相互応援協定」を結ぶ県の求めに応じて、今月退役した市消防団第6分団の車両を提供した。提供車両は1991年式で、A2級ポンプを搭載し1分間に1・4トン以上の放水が可能だという。同訓練センターでは教習車として使用される予定。

 贈呈式で、福井祐輔市長が「台湾の人の安全・安心に役立てることができてうれしい。精強な消防士の育成に活用してほしい」とあいさつし、目録を手渡した。

 謝代表は「日本と台湾は昔から強い絆があり、経済・文化の交流が盛んだ。双方とも天災が多く、防災に関する交流は重要。いざという時は助け合うことが必用で、今回の寄贈はそれを表している」と謝辞を述べた。

 【写説】寄贈する消防車の前で謝代表(左)に目録を手渡す福井市長=下田市の下田消防署前

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