アサギマダラ、南伊豆に飛来 下田の清水さん発見 

下田版 2017年11月11日

清水さん夫妻が南伊豆町天神原で発見したマーキングされたアサギマダラ
清水さん夫妻が南伊豆町天神原で発見したマーキングされたアサギマダラ

 ■天神原植物園で 群馬から1カ月半、数百キロ

 伊豆半島は数千キロもの距離を移動する蝶(ちょう)「アサギマダラ」の繁殖地の一つとして知られ、夏から秋にかけて多くの個体が飛来している。今月6日には南伊豆町の天神原植物園で、マーキングされたアサギマダラが発見され、群馬県から約1カ月半かけて飛んできたことが分かった。

 発見したのは、下田市河内で理容店を営む清水基彦さん(75)・のぶ子さん(67)夫妻。テレビや新聞でアサギマダラのことを知り、出合いを期待して同植物園に出掛けた。

 園長から「10月の台風前には連日数十匹のアサギマダラが飛来していた」との話を聞き、期待に胸を膨らませたが、なかなか見つからない。

 そんな時、1匹飛んできてフジバカマの花に止まった。よく見るとマーキングしてあり、夢中でカメラに収めた。「近づいても逃げず、1分以上止まっていた。1メートルほどのところから何枚も写した」と清水さんは話す。羽には「AP260」と記されていた。

 マーキングは、アサギマダラの移動調査のため、全国の有志、団体が各地で行っている。捕獲情報をインターネット上で共有し、移動ルートや時期、移動距離などを調べている。

 しかし、清水さんには、この記号の意味が分からない。マーキング調査を続けている伊東市在住の森田東さんの協力で調べたところ、群馬県渋川市の赤城自然園で9月24日にマーキングした個体であることが分かった。「AP」は赤城自然園の標識コードで「260」は個体の通し番号だった。

 清水さんは「こんな小さな体で何百キロも飛んでくるなんて、すごい。アサギマダラを見つけたら、これからも注意して観察していきたい」と話している。

 【写説】清水さん夫妻が南伊豆町天神原で発見したマーキングされたアサギマダラ

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