片瀬白田駅―稲取駅 走行中の津波想定、避難経路使い合同訓練

下田版 2017年11月08日

車両を降りて緊急避難経路の階段を上る参加者=東伊豆町白田
車両を降りて緊急避難経路の階段を上る参加者=東伊豆町白田

 ■伊豆急と下田署・東伊豆町・県

 伊豆急行は7日、下田署や東伊豆町、県賀茂振興局と合同で、同町の片瀬白田駅−伊豆稲取駅間で列車走行中を想定した津波避難訓練を行った。両駅間に設けた緊急避難経路を使った訓練で、社外の人が参加するのは初めて。社員や同署の警察官、行政職員ら約60人が災害発生時における避難経路や情報伝達の方法、乗客誘導時の連携などを確認した。

 訓練は、乗客約60人を乗せて両駅間を下田方面に走行中、巨大地震が発生して大津波警報が発令されたとの想定で行った。乗客役の参加者は、列車が緊急停止して警報が鳴ると、車掌と運転士に誘導されながら車両を降りて、線路脇に設置されている緊急避難用の階段を上り、国道135号沿いを歩いて集合地の東泉院に向かった。

 同社の長縄健吾専務取締役は「絶対安全というのはない。今回のような経験を重ねることが重要」、下田署の山林正樹警備課長は「こうした訓練が安全安心につながる」と話した。訓練後、車掌の大黒秀平さんは「かなり緊張した」と振り返り「万が一の時、お客様が頼ることができるのは自分たちだけ。率先して誘導できるようになりたい」と語った。

 同社は2012年に、海岸線に面した両駅間に、津波対策として緊急避難経路を2カ所設置している。

 「世界津波の日」(11月5日)に合わせて実施した。

 【写説】車両を降りて緊急避難経路の階段を上る参加者=東伊豆町白田

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