市庁舎建設案は「妥当」 基本構想・計画審が答申―下田

下田版 2017年10月11日

新庁舎の基本計画案を「妥当」と答申する稲葉会長(左)=下田市役所
新庁舎の基本計画案を「妥当」と答申する稲葉会長(左)=下田市役所

 下田市新庁舎等建設基本構想・基本計画審議会(稲葉一三雄会長)は10日、福井祐輔市長から諮問を受けていた新庁舎の基本計画案について、付帯意見などを添えた上で「妥当」とする答申を出した。福井市長は「答申に従って建設を進めていく。位置条例案は否決されたが、修正した上、再提案したい」との考えを改めて示した。

 同審議会は、建設候補地(河内の市立稲生沢中北側の民有地)に異論はなく、同所を前提に機能や構造などを検討した。

 補足意見として(1)自然、歴史、文化、暮らしなど多面的な「下田らしさ」を表現する設計(2)他の用途にも使用できる汎用性を持たせた議場(3)職員駐車場の確保―の3点を添え、付帯意見として(1)ライフサイクルコスト(生涯費用)の抑制(2)出入り口周辺の安全対策(3)多目的スペースの機能的な管理・運用方法の検討―など8点を加えた。

 位置条例案の否決に関連し、「新庁舎建設事業は2009年度より始まり、これまでも多くの時間、経費を費やしてきた」とした上で▽反対された理由について十分に検証し、早期に同条例案を再提出すること▽国の優遇措置の活用を念頭に2020年度完成目標を達成できるよう万全を期すること―の2点を要望した。

 基本計画案によると、新庁舎は地上4階建て6272平方メートル。1階を健診・市民ゾーン、2階を窓口ゾーン、3階を執務ゾーン、4階を議会・防災ゾーンとしている。

 市は市議会で市民への説明不足や手続きの不備(関係機関との協議など)が指摘されたことから、「市長と語る会」(11月末までに10カ所)で丁寧に説明するとともに、諸手続きを進め、12月定例会に位置条例案を再提出する方針だ。

 ■反対5議員、きょうチラシ配布

 市役所の位置条例案に反対した5議員は11日、反対したそれぞれの理由を記したチラシを、新聞折り込みで配布する。

 【写説】新庁舎の基本計画案を「妥当」と答申する稲葉会長(左)=下田市役所

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