飼育日本記録を更新―下田海中水族館のバンドウイルカ・ナナ

下田版 2017年10月05日

飼育員に餌をねだるナナ=下田市三丁目の下田海中水族館
飼育員に餌をねだるナナ=下田市三丁目の下田海中水族館

 ■1万5666日、式典で祝う 市から特別市民賞・住民票

 下田市三丁目、下田海中水族館(阪本清嗣総支配人)のバンドウイルカ・ナナ(推定47~48歳)の飼育期間が4日、1万5666日となり日本記録を更新した。同日、同水族館で記念セレモニーが開かれ、施設職員や多くの来館者が記録更新を祝った。

 ナナは1974年11月13日に同水族館にやってきた。体長約270センチの雌で、背びれの先端が擦れて白くなっているのが特徴。約1万8千平方メートルある自然の入り江で飼育されながらイルカショーに参加し、その元気な姿が多くの人に愛されてきた。勝手にジャンプするなど気まぐれな性格だが、仲間が出産すると乳母役を務めるなど面倒見の良い一面があり、飼育係の信頼も厚いという。

 記念セレモニーでは、福井祐輔市長が下田への長年の貢献をたたえて「特別市民賞」と「特別住民票」を授与。飼育担当の山下夏海さんが代わりに受け取り「記録を伸ばしていきたいので今後も応援してほしい」とあいさつした。最後に仲間のイルカがくす玉を割って祝福すると、来館者から大きな拍手が湧いた。

 セレモニー中、ナナは気の向くままに泳ぎ回っていたが、途中で餌をもらいに飼育係に近寄って愛らしい顔を周囲に見せた。

 阪本総支配人は「10、20年後もナナと一緒に頑張って行きたい。愛着のある性格をしているのでぜひ会いに来てほしい」と話した。

 【写説】飼育員に餌をねだるナナ=下田市三丁目の下田海中水族館

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