大川小、最後の稲刈り 来年度学校統合―伝統の稲作「寂しい」

下田版 2017年10月05日

豊かに実った稲を鎌で刈り、束にして運ぶ大川小児童=東伊豆町大川
豊かに実った稲を鎌で刈り、束にして運ぶ大川小児童=東伊豆町大川

 東伊豆町立大川小(進士真校長、児童19人)は4日、伊豆大川駅近くの田んぼで稲刈りを行った。伝統の稲作体験で5月の代かきから上級生を中心に夏休みも熱心に栽培・管理し、豊かな実りの秋を迎えた。

 同校の稲作体験は、近くの稲葉豊基さんから約200平方メートルの田を借りるなど地域の協力を得て45年以上続いたが、来年度に熱川小との学校統合を控え今回が最後となった。

 児童らは長靴で田んぼに入り、上級生や教職員がたわわな黄金色の穂を垂れた稲を鎌で刈り、中・下級生が束にして運んだ。作柄は例年以上に良く、もち米100キロほどの収穫を見込んでいる。

 児童会の柚田唯生会長(6年)は「泥にはまったりして作業は大変だったけれど、収穫できたときは達成感があった」と振り返り「最後になって、やっぱり寂しい。田んぼを借りて地域みんなが笑顔になることができた」と話し感謝した。

 同校は、26日に脱穀した後、11月11日に地域の人たちを招待し収穫祭を開く予定。

 【写説】豊かに実った稲を鎌で刈り、束にして運ぶ大川小の児童=東伊豆町大川

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