キンメダイ漁、農水省若手幹部候補が体験 伊豆漁協稲取支所

下田版 2017年09月12日

塙船長(右)の指導でキンメダイを魚槽から荷揚げする鈴木さん=東伊豆町の稲取漁港
塙船長(右)の指導でキンメダイを魚槽から荷揚げする鈴木さん=東伊豆町の稲取漁港

 ■初めて研修受け入れ

 東伊豆町の伊豆漁協稲取支所所属の漁船で、農林水産省若手幹部候補の総合職採用男性職員がキンメダイ一本釣り漁研修を行っている。17日までの9日間、漁を体験し現場感覚を養う。

 同省の地域実態に即した施策の企画・立案などをできるようにする長期漁業現場研修で、本県では10月24日までに3人が行う。稲取支所では初めて受け入れた。

 水産庁研究指導課係員の鈴木健介さん(25)が「甚蔵丸」=8トン、塙義祐(よしすけ)船長(59)=で取り組んでいる。午前3時ごろ、稲取漁港を出発、南方沖18キロの漁場で操業し昼前ごろ帰港する。

 11日は、塙船長と弟の敏明さん(56)の指導で餌を付けたり、釣れたキンメダイを網ですくったり、魚槽から荷揚げしたりした。鈴木さんは「揺れる船の上で縦横無尽に働く姿を見て職人技を感じている。現場の状況を理解して政策に現場の声を生かしていきたい」と話した。

 塙船長は「サメなどキンメの害になるものを減らしてほしい」、稲取支所の鈴木精運営委員長は「現場を知ってもらいこれからの仕事に役立ててほしい」と期待している。

 鈴木さんは、8日まで12日間、県立漁業高等学園(焼津市)で座学と実習を行った。18~26日に伊東市で大型定置網漁を体験し研修を終える。

 【写説】塙船長(右)の指導でキンメダイを魚槽から荷揚げする鈴木さん=東伊豆町の稲取漁港

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