高校の臨海学校復調 避難タワー建設など要因―南伊豆

下田版 2017年07月14日

砂浜に整列する浦和高1年生=南伊豆町の弓ケ浜海水浴場
砂浜に整列する浦和高1年生=南伊豆町の弓ケ浜海水浴場

 ■大震災から減少、弓ケ浜海水浴場  埼玉浦和「土地柄、生徒育てる」

 南伊豆町の弓ケ浜海水浴場に、東日本大震災以降減少していた高校の臨海学校が戻っている。南海トラフ地震への懸念から他県へ場所を移した学校が多かったが、2015年に埼玉県立浦和高、今年は県立ふじみ野高が帰ってきた。浦和高の杉山剛士校長は「避難タワー建設や予想される津波の高さの変化があり戻れた」と語った。

 浦和高は埼玉県屈指の進学校で1968~2011年、水害の年を除き弓ケ浜を訪れていた。12年から新潟県に場所を移した。他県開催を合わせ今回が60回目の臨海学校で、15日まで3泊4日で1年生370人を含む総勢441人が遠泳などに励む。河内屋、休暇村南伊豆、みなみの荘に分宿する。

 杉山校長は「臨海学校は1年生が浦和高生になる登竜門。長い砂浜、遠浅の海、風光明媚(めいび)な土地柄が生徒を育ててくれる。水泳指導に来るOBや地域の歓迎など積み重ねた文化もある」と弓ケ浜の利点を語る。15日は遠泳大会があり、一部の生徒は2キロを泳ぐ。

「卒業生、大人になっても来る」

 ふじみ野高は今月上旬に実施。同校は前身の大井高時代から20回以上弓ケ浜を訪れ、2013年に新潟県へ場所を移していた。河内屋の朝倉正美会長は「卒業生が大人になってから家族を連れて訪れる姿をよく見る」と将来的な観光への効果も期待する。

 【写説】砂浜に整列する浦和高1年生=南伊豆町の弓ケ浜海水浴場

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