下田の宮川さんが最高賞受賞 毎日書道展

下田版 2017年07月13日

毎日賞に輝いた宮川さんの作品
毎日賞に輝いた宮川さんの作品

 ■中国唐の漢詩清書 墨色良く、線質際立つ

 本年度の第69回毎日書道展(毎日新聞社、毎日書道会主催)で、下田市箕作の宮川箕山(きざん)=本名・大輝=さん(45)が最高賞の「毎日賞」を受賞した。3万点以上の作品が寄せられる日本最大規模の書道展。本年度の毎日賞は県内で5人だった。

 9部門のうち、文字数が21字以上の漢字作品「漢字部1類」で毎日賞を受賞した。中国唐の詩人王湾が郷愁を表した漢詩を清書した。

 「乾龍」伝説で知られる曹洞宗・龍巣院の住職。書を本格的に始めたのは、約20年前。「きれいな字を書きたい」と、元国語教師で学校に掲出用の校名や校歌を揮毫(きごう)した故白井竹邨(ちくそん)=本名・要=さんから指導を受けた。 その後、上原仏教美術館の写経講座を受講。講師の山田修也さん=伊東市在住=から勧められ、5年前から同展に応募。これまでに3回入選している。

 毎日書道展の審査委員を務める山田さんは、「白黒だと分かりにくいが、墨色良く、線質が際立っている。呼吸の変化と元々の品格の良さに力強さが加わり、充実した作となった」と、宮川さんの作品を評した。

 宮川さんは「(受賞に)自分でも驚いている。その時の呼吸が合い、満足いく作品ができた。指導してくださつた白井先生と山田先生に感謝したい」と喜びを語った。

 「子どもたちに書に親しんでほしい」と、宮川さんは2010年から、お寺に子どもたちを集め「伝統文化こども書道教室」を開催している。文化庁芸術振興補助事業で、今年も生徒を公募し、9月から半年にわたり開催する。

 【写説】毎日賞に輝いた宮川さんの作品

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