好きな生き方実現へ 賀茂地区の将来像策定 県振興局

下田版 2017年05月13日

 県賀茂振興局は、一般社団法人「伊豆半島創造研究所」(伊豆創研)に委託し、賀茂地区の将来像(ビジョン)を策定した。ビジョンワードを「WORK(ワーク=仕事)―LIKE(ライク=好きなこと)バランスが自慢の賀茂地域」と設定。個人個人が好きな生き方を実現できる地域を目指し、ワーク・ライク・バランスを実現するために必要な機能・施設とともに、それぞれのアイデアを示した。

 「賀茂地区を一体的に捉えた将来像を描いた上で官民協力の下、できることから順次取り組んでいくことが重要」。将来像は人口減と少子高齢化が加速する中、下田商工会議所と賀茂郡5商工会の要望を受け策定した。

 策定に当たり、「賀茂育ちの若者が将来住みたいと思えるまち」を探るため、賀茂地区の小中高校の最高学年1410人を対象にアンケート調査を実施した。この調査結果を基礎資料に、フューチャーセッション「あるかも会議」を6市町で開催(計172人参加)。さらにセッションで挙がった24種類の未来の職場アイデアに対する住民アンケート投票(サンプル数2102)を実施し、共感の多いストーリーを抽出した。

 そして、ワーク・ライク・バランスを実現するために必要な機能・施設をまとめた。働く場としての「ワーク」は、景勝地の集合オフィス、シェアリングオフィス、移動オフィスなどのオフィス、道の駅、集合商業施設、食品加工場などの商業施設を提示。学習の場としての「ライク」は、体験型生涯学習施設、専門学校、総合スポーツ公園、音楽スタジオ、コンサートホールなどを挙げている。

 「必要な施設機能はこれで全てであるとはいえないが、多くの賀茂の人々の要望であり、実現できれば都会ではまねのできない生活環境が充足することになり、賀茂地域の魅力の向上につながっていくと考えられる」としている。策定した将来像は、6市町の商工会議所・商工会や管内全小中高校などに配布した。伊豆創研は、「これからもビジョン実現に向け、多くの人々と意見交換し、できる努力を続けていきたい」としている。

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