旧洋らんセンター跡地、教育施設視野に調査へ 西伊豆町臨時議会

下田版 2017年05月12日

 ■補正予算案を可決

 西伊豆町議会は11日、臨時会を開き、仁科の旧堂ケ島洋らんセンター跡地=町有地=の調査業務委託費を盛り込んだ本年度町一般会計補正予算案を審議し、賛成多数で原案通り可決した。調査は、過去の造成から50年が経過した同センター跡地について、教育施設の整備を含め、今後の有効活用をにらんだ既存構造物の健全性を確認するのが主な目的。

 星野浄晋町長はこれまでに、同センター跡地(海抜65~75メートル)の活用を公約の一つに掲げた上で、教育施設である町内の小学校と幼稚園・保育園、認定こども園について「統合し、移転・新築による高台への整備を早急に進める」との意向を示している。

 用地調査費用は約3380万円。町によると結果が出るのは6~8カ月後の見通しで、それを受けて今後の活用に向けた平面測量などを実施する方向で調整している。

 具体的な調査手法は、ボーリングによる支持地盤などの確認。既設の盛り土や山留め工を施した7カ所の既存構造物に対し、より細密な調査となるようそれぞれ2点ずつ、計14点で直接のボーリングを行う。

 今回の補正は町の情報システムのウイルス被害対策費(約590万円)を含む計4千万円の追加で、歳入歳出総額は55億6千万円。

 ■課設置条例一部改正案など可決

 西伊豆町議会は11日に開いた臨時会で、町の課設置条例の一部改正案など2件を原案通り可決し、閉会した。

 同改正案は、現在の企画課と観光商工課を統合し「まちづくり課」にし、既存の防災環境課を「防災課」「環境課」の二つに分けるのが柱。早ければ15日に機構改革を行う。

 まちづくり課への統合について、星野町長は2020年の東京五輪開催や、機運が高まるジオパーク推進活動などを念頭に、「単なる広報活動にとどまらず、職員が主体的に町運営の企画やイベントを行うことで、基幹産業の観光・商業活性化をさらに図るのが狙い」と説明した。

 防災課については防災に特化した職員の増員が理由で、環境課については「斎場建設に対し、一つの課で十分に検討する必要があると判断した」とした。

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