タンチョウ繁殖に初成功 前身施設から導入22年―河津のイズー

下田版 2017年05月12日

飼育員から餌をもらうタンチョウのひな=河津町浜のイズー
飼育員から餌をもらうタンチョウのひな=河津町浜のイズー
繁殖したひなの親タンチョウ(手前が雌、奥が雄)=河津町浜のイズー
繁殖したひなの親タンチョウ(手前が雌、奥が雄)=河津町浜のイズー

 ■特別天然記念物

 河津町浜の動物園「iZoo(イズー)」で11日、希少な国特別天然記念物の鶴「タンチョウ」のひながかえった。前身の施設から飼育しており、導入から22年で初めて繁殖に成功した。人工飼育で順調に育っている。

 親のタンチョウは、前身施設・亀の水族館が1995年、「鶴と亀」の縁起担ぎで兵庫県姫路市と東京都伊豆大島町の動物園から導入した。しかし共に「雌」として来たため産卵しても無精卵として処分されていた。イズーでは体の大きさが違う、交尾の様子もある―と気付き、人工ふ化に挑戦した。

 産卵したのは4月8日。ふ化器でかえした。ひなは体長20センチぐらい。雌雄はまだ不明。飼育員から餌(コオロギなどの幼虫)を1日8回もらい、時折「ピー」と愛らしい鳴き声を上げている。展示公開は未定。

 また4月24日と28日にも1個ずつ産卵しており、ふ化器で温めている。順調なら今月下旬にかえるという。

 白輪剛史園長は「ふ化は湿度や温度管理が難しかった。特別天然記念物への啓もうと保全を訴えていく機会にしたい」と話した。

 【写説】飼育員から餌をもらうタンチョウのひな=河津町浜のイズー

 【写説】繁殖したひなの親タンチョウ(手前が雌、奥が雄)=河津町浜のイズー

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