オリーブで町づくり 本年度から農業展開など―下田市

下田版 2017年04月19日

 ■一大産地化目指す

 下田市は、本年度から「オリーブのまちづくり」プロジェクトに取り組む。高齢化や鳥獣被害などに伴い耕作放棄地が増える中、健康食品として注目を集め、温暖な気候に適したオリーブに着目。新品種の導入による新たな農業の展開や6次産業化による特産品開発などを進め、一大産地化を目指す。

 産地化にあたっては、専属従事者として地域おこし協力隊員を1人雇用し、市内の栽培農家の協力を受け試験栽培に取り組む。

 150本の苗木を試験ほ場に植え、下田の気候に適した品種や栽培技術などの研究を進める。オリーブは1本あたり25平方メートルの栽培面積が必要とされ、試験ほ場は150本で約4千平方メートルの面積が必要。試験ほ場はまだ決まっておらず、複数の候補地の中から検討している。

 一方、市民にはオリーブに対する理解と協力を得るため、6~7月にシンポジウムを開催する。希望する市民に苗木を配布することも検討している。

 この業務にあたる協力隊員は、5月8日まで募集中。7月に委嘱を受け、業務に取り組む。

 オリーブは、健康に良いとされるオレイン酸やポリフェノールを多く含み、健康食品として近年注目を集めている。特にオリーブオイルの需要は多く、商品価値が高い。イタリアやスペインなど地中海沿岸で多く栽培されている。

 温暖な下田に適しており、その実は渋いことから鳥獣害被害にも強い。日当たりと水はけの良い場所を好み、2~3年生の苗木を植栽すると、7年ぐらいで結実するという。

 伊豆では、既に伊豆急ホールディングスや下田市農業振興会などが試験栽培に取り組んでいる。

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