稲取漁港に農林水産物直売施設 19年春、町が開設へ 

下田版 2017年03月20日

東伊豆町が農産物と海産物の直売施設整備を計画している予定地=東伊豆町稲取
東伊豆町が農産物と海産物の直売施設整備を計画している予定地=東伊豆町稲取

 ■「港の朝市と相乗効果、新名所に」

 東伊豆町は、稲取漁港の一角に農林水産物直売施設の整備を計画している。地場の野菜や果実、鮮魚、干物などを農協と漁協が販売する拠点施設で、新年度に詳細設計に着手し、2019年春のオープンを目指している。

 生産者の所得・生産意欲の向上、町のにぎわい創出などを願って整備する。予定地は町役場前の県管理の空き地約1500平方メートル。施設は売り場面積500平方メートル程度の平屋建てを想定している。管理運営はJA伊豆太陽と伊豆漁協稲取支所が担い、組合員が持ち込んだニューサマーオレンジやポンカン、キヌサヤといった野菜と果実、稲取キンメ、北川漁港の定置網にかかった朝捕れのアジ、イカなどの鮮魚、干物、サザエ、アワビ、農産物・海産物加工品を販売する。

 計画では17年度に詳細設計、18年度に建設工事を行う。外観は漁港など周辺の景観にマッチした港町風情のあるデザインとする。駐車場は普通車40台分程度を整備するほか、バスロータリーの設置も検討している。事業費は国県から計70%の補助を受ける。新年度予算に計上した設計費900万円はふるさと納税寄付金で全額賄う。

 予定地前の町役場立体駐車場で週末営業している「港の朝市」は観光名所として定着し、毎回多くの観光客でぎわっている。町農林水産課は「港の朝市との相乗効果を図り、新たな観光名所として地場産業と地域の活性化につなげたい」としている。

 【写説】東伊豆町が農産物と海産物の直売施設整備を計画している予定地=東伊豆町稲取

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