キンメ漁にミャンマーから実習生 伊豆漁協、人手不足と高齢化

下田版 2017年03月11日

ミャンマー漁業視察団を迎え、歓迎の言葉を述べる佐藤組合長=下田市白浜のホテル伊豆急
ミャンマー漁業視察団を迎え、歓迎の言葉を述べる佐藤組合長=下田市白浜のホテル伊豆急

 ■今夏受け入れ前に視察団

 伊豆漁協(佐藤泰一組合長)は、底立てはえ縄漁業(キンメ漁業)にミャンマーの技術実習生を受け入れる。十数人の若者が今夏から3年間にわたり実習する予定。これを前に、同国の視察団が来訪し9日夜、下田市白浜のホテル伊豆急で歓迎レセプションが開かれた。

 企業と雇用契約を結び、就労しながら技術を習得する外国人技能実習制度による受け入れ。漁業分野では、カツオ一本釣り漁業、マグロはえ縄漁業など業種が限られていたが、2015年12月の法改正で底立てはえ縄漁業が加わった。

 下田港を基地とするキンメ船団は現在、10隻が操業し日本一の水揚げを誇るが、人手不足と高齢化が進んでおり、外国人実習生の受け入れを歓迎している。

 同国の漁業実習生の受け入れは、伊豆漁協が初めて。今年1月、ミャンマー漁業連合と協定を結んだ。

 視察団は同漁業連合のウ・ニン・ウー筆頭副理事長ら8人。8日夜に下田に到着、9日は早朝に下田魚市場を見学、日中に市内を巡った。

 歓迎レセプションでは、佐藤組合長が「実習生は3年にわたり、わが国の優れた漁業技能を習得し、後にミャンマーの漁業発展に大きく貢献してくれると信じている。この事業を通し、ミャンマーとわが国の交流、連携がますます深まることを願っている」とあいさつ。ウ・ニン・ウー副理事長も「わが国の漁業はレベルが低く、実習事業を大いに期待している。実習生を自分たちの子どもだと思って指導してほしい。両国の漁業と交流の発展につなげたい」と期待を寄せた。福井祐輔市長と森竹治郎県議も歓迎の言葉を述べた。

 一行はこの後、東京・築地市場などを見学し、13日に帰国する。

 【写説】ミャンマー漁業視察団を迎え歓迎の言葉を述べる佐藤組合長=下田市白浜のホテル伊豆急

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