小規模校つなぎ遠隔授業 南上・大川小、多様な意見触れる

下田版 2017年02月17日

大型スクリーンの映像でお互いの様子を見ながら稲作の学習について発表する児童たち=南伊豆町の南上小
大型スクリーンの映像でお互いの様子を見ながら稲作の学習について発表する児童たち=南伊豆町の南上小

 南伊豆町立南上小と東伊豆町立大川小は16日、賀茂地区初の情報通信技術(ICT)を活用した合同遠隔授業を試験実施した。小規模校でも児童が多様な意見に触れる機会をつくろうと、インターネット回線で両校を結んだ。総合的な学習の時間の一環で、南上小の5年生7人と大川小の3~6年生12人がそれぞれの稲作体験などについて発表した。

 大型スクリーンに相手校の映像、電子黒板に発表資料を映し授業を行った。南上小はアイガモ農法や同校で作った米が地域の地酒になっていることを紹介。大川小は種もみの塩水選や収穫祭でのポップコーン作りについて発表した。

 南上小5年の井上和海君は「いつもの勉強は7人だけ。塩水選や消毒にびっくりした」、大川小5年の柚田唯生君は「アイガモ農法は知らなかった。実際に見たい」と感想を述べ、同じ稲作体験でもさまざまな違いがあることを確かめた。最後は互いに手を振り「さようなら」と言って授業を終えた。

 賀茂地区は小中学校全32校中30校が小規模校で、大勢の子どもが意見を交わせる機会は少ない。6市町の教育委員会と県教委が策定を目指す「賀茂地域教育振興方針」にICT活用を盛り込み来年度以降、各地で利用を進めるという。県義務教育課の清水雅夫主幹は「強力に推進する。教育の質の向上につなげたい」と語った。

 【写説】大型スクリーンの映像でお互いの様子を見ながら稲作の学習について発表する児童たち=南伊豆町の南上小

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