3市町で土砂災害訓練 

伊豆日日版 2019年06月03日

市職員の誘導を受け守木公民館に避難する区民=伊豆の国市守木
市職員の誘導を受け守木公民館に避難する区民=伊豆の国市守木
避難してきた区民の名前を確認する組長(中央)=函南町日守の日守公民館
避難してきた区民の名前を確認する組長(中央)=函南町日守の日守公民館

 「土砂災害防止月間」(6月)に合わせ2日、伊豆の国市、三島市、函南町で土砂災害に対する防災訓練が繰り広げられた。避難訓練や土砂災害に関する講話などを通して、防災意識を高めた。

 ■伊豆の国市 80人参加 避難勧告発令を伝達

 伊豆の国市では守木区で行われ、区民や同区自主防災会役員、消防団第12分団員、市、県職員、大仁署員ら約80人が参加した。運用が始まった水害・土砂災害の5段階の警戒レベルのうち、同区にレベル4(全員避難)が発令された―との想定で行った。

 市広報車や消防ポンプ車が区内を回り、避難勧告が発令されたことなどを伝達。住民は市職員らの誘導を受けたり、避難経路を確認したりしながら、守木公民館に移動した。

 公民館では、県沼津土木事務所職員が土砂災害の発生状況や同災害から身を守るための備えなどを説明した。同災害警戒情報などが発表されたら早めの避難を−と呼び掛けた。

 市担当者は「自助と共助のできる力を付けることで、災害に対する被害を減らすことができるはず。“アンテナ”を高くして災害に備えてほしい」と話した。

 ■函南町 80人取り組む 前日深夜に大雨警報

 函南町は日守地区を対象にした土砂災害対応防災訓練を実施した。同区、町消防団第5分団、県砂防課、災害ボランティアネットワーク函南、アマチュア無線クラブなどから約80人が参加。情報伝達訓練、広報・周知活動、避難行動訓練などに取り組み、防災意識を高めた。

 訓練は、前日深夜に発令された大雨警報を受け、町が役場内に災害警戒本部を設置。同区内で土砂災害発生の危険生が高まったため、同区に対し「避難準備・高齢者等避難開始」を発令。続いて「避難勧告」を出す―という想定で行った。

 午前9時、「高齢者等避難開始」のアナウンスが有線放送で流れると、避難所の「日守公民館」には次々と区民らが集まり、組長らが一人一人の名前を確認した。避難してきた80歳の女性は「私の家は有線放送が聞きづらい時があるので不安」と語った。

 【写説】市職員の誘導を受け守木公民館に避難する区民=伊豆の国市守木

 【写説】避難してきた区民の名前を確認する組長(中央)=函南町日守の日守公民館

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