市民と外国人の交流始まる インドの伝統文化学ぶ―三島市

伊豆日日版 2019年05月15日

参加者を対象にした着付け体験でインドの民族衣装・サリーを紹介するシュクリシュナさん(右)=三島市の安久公民館
参加者を対象にした着付け体験でインドの民族衣装・サリーを紹介するシュクリシュナさん(右)=三島市の安久公民館

 三島市は本年度新たな試みとして、在住外国人と市民の異文化交流事業をスタートした。第1回の体験企画を14日に安久公民館で開き、インドから来日して33年の石井シュクリシュナさん=沼津市在住=が、訪れた市民ら約60人を前に伝統の舞踊やサリー(民族衣装)を紹介し、交流を深めた。

 自治会アンケートで「地域に住む外国人のことをよく知らない」「話をしてみたいが、きっかけがない」といった声が多いのを受け、市が年間の国際交流事業として計画。初年度は年2回の交流体験会を実施し、担当の国際交流室は「来年度以降も継続し、市内のさまざまな場所で異文化交流と理解のきっかけを作りたい」と語る。

 初回は市が地域の居場所作りに取り組むコミュニティカフェ安久と共催し、住民を対象にインド文化について講話を開いた。地元で語学や料理を教えるシュクリシュナさんと、教室で学ぶ生徒が民族舞踊のタゴールダンスを披露したり、インド刺しゅうの魅力を紹介したりした。参加者が衣装を体験する場面もあった。

 シュクリシュナさんは「一番伝えたいのは、インド人の心と日本人の心をつなぐこと。こうした地域の異文化交流を通じて、お互いの国に一層興味や関心を持ってもらえるようにしたい」と話した。

 【写説】参加者を対象にした着付け体験でインドの民族衣装・サリーを紹介するシュクリシュナさん(右)=三島市の安久公民館

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