「田んぼアート」に挑戦 「令」「和」とイノシシの顔―

伊豆日日版 2019年05月13日

イノシシの顔などデザイン通りに田植えをする参加者=伊豆市矢熊
イノシシの顔などデザイン通りに田植えをする参加者=伊豆市矢熊

 ■月ケ瀬学区地域づくり協 水田に色違いの稲1カ月後に形浮かぶ

 伊豆市の月ケ瀬学区地域づくり協議会(植田延司会長)は、色の違う稲を使って水田に絵や文字を浮かび上がらせる「田んぼアート」に挑戦している。休耕田の利活用と地域活性化などを狙った初めての取り組み。田植え作業を12日に行い、イノシシの顔と「令」「和」の漢字のデザインになるよう、稲を植えた。

 花を植える休耕田活用は取り組んでいる地区が多く、花の見頃も長くは続かないことから、田んぼアートに着眼したという。昨年は県内では先進地の菊川市を2度視察。関係者から指導を受けた。

 場所は矢熊橋近くの休耕田。田植え作業には会員約20人が参加したほか、地元の子どもたち約20人にも体験させた。参加者は顔の輪郭や目、鼻、牙などのデザインに合わせ、6種類の稲を植えた。イノシシは今年のえとに加え、天城湯ケ島地区の象徴的存在でもあることから決めたという。

 植田会長は「初めての挑戦なのでうまくいくか分からないが、地区をにぎやかにするために始めた。多くの人に見に来てほしい」と話した。

 ■観賞イベントも予定

 順調に育てば、1カ月ほどでデザインが分かるようになるという。その後も色を変え、9月ごろまで楽しめそうだという。6月末か7月上旬には、観賞用の矢倉も設置する計画。観賞イベントも予定している。

 【写説】イノシシの顔などデザイン通りに田植えをする参加者=伊豆市矢熊

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