実慶作の重文・大日如来坐像 修復記念でご開帳―伊豆・修禅寺 

伊豆日日版 2019年05月08日

静岡DCの一環で特別公開されている大日如来坐像=伊豆市修善寺の修禅寺宝物殿(許可を得て撮影)
静岡DCの一環で特別公開されている大日如来坐像=伊豆市修善寺の修禅寺宝物殿(許可を得て撮影)

 ■DC展示「見て感じて」

 大型観光宣伝「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」の一環として、伊豆市修善寺の修禅寺で「大日如来坐像の修復記念ご開帳」が行われている。重要文化財に指定されている同寺の本尊を、宝物殿で一般公開している。6月30日まで。

 大日如来坐像は高さ約103センチ、膝張り73センチのほぼ等身大。ヒノキの寄せ木造りで、目には水晶がはめ込まれ、漆箔(うるしはく)が施してある。「幻の仏師」とも呼ばれる鎌倉時代の実慶作で、1993年に重要文化財に指定された。2年前には33年ぶりの修復作業を受け、剥落した表面の金箔や漆などの貼り直し、変色部分の修正、台座と光背の補強を行った。

 平素は本堂須弥壇(しゅみだん)に安置され、毎年11月に10日間だけ特別公開している。焼津市の家族は「修禅寺にはよく来ているが、ご本尊の公開時期は初めて。近くで見ることができてありがたい。大きさも感じることができる」と話した。

 公開時間は午前8時半~午後4時半。拝観料300円。問い合わせは市観光協会修善寺支部〈電0558(72)2501〉へ。

 【写説】静岡DCの一環で特別公開されている大日如来坐像=伊豆市修善寺の修禅寺宝物殿(許可を得て撮影)

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