副市長2人、また否決 改正案、反対10賛成6―伊豆の国議会

伊豆日日版 2019年03月15日

 伊豆の国市議会3月定例会は14日、最終本会議を開き、副市長の定数を現行の1人から2人とする条例改正案を賛成6人、反対10人で否決した。昨年の12月定例会でも否決されており、2度にわたって副市長2人体制に“NO”が突きつけられた。

 市は「市の発展につながる多様な施策の実効性を高め、迅速、積極的に推進していく体制の基盤強化が必要」などとして、副市長の2人体制を提案した。国土交通省から招聘(しょうへい)し、町づくりや都市基盤部門などを担当、期間は2年間などと説明していた。

 12月定例会では、最終本会議に追加提出されたが、賛成7人、反対9人で否決。市は再び、3月定例会の初日に提出し、委員会付託された。

 討論で反対議員は「財政力、人口規模からみて市政運営をしていく上で身の丈に合っていない。動機、理由も納得できない。国交省からの招聘と副市長2人体制は別問題」「一度否決された案件を間を置くことなく、全く同じ内容で再提出することに、疑問を感じる。責任を持って下した判断。行政は結果を真剣に受け止める必要がある」などと発言した。

 賛成議員は「市は多くの事業を進めようとしている。成し遂げるためには知識と経験を持った人、またその知識と経験を持った人材を知り連携が取れる人の存在が必要不可欠」「国から副市長を招聘することは、国に帰った後もパイプが強くつながることは自明の理。市の持続的発展に大きく寄与することは容易に想像できる」などと主張した。

 定例会は、2018年度一般会計補正予算、19年度一般会計予算、市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定など追加議案を含む11件を可決し、閉会した。

 ■「課題解決に必要、状況悪化する」 小野市長

 副市長2人制の条例改正案の否決を受け、小野登志子市長は「来年度当初予算は市民、議員の要望を最大限に取り入れ、予算を編成した。その政策を少しでも確実に推進し、市民生活環境の向上と、あらゆる産業の活性化に寄与するインフラ整備など、多くの課題を早期に解決するためにお願いしたが、理解願えず誠に残念」と述べた。さらに「市は一番重要な時に入っている。これまで課題を直視せず、ずっと先送りにされてきた多くの事業に向き合い、今、解決していかなければ、ますます状況が悪化していく」と再提出に向けて含みを持たせた。

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