菊池さん作品展「奪われし人々」 福島の現状写真―伊豆の国

伊豆日日版 2019年03月12日

菊池さんが撮影した福島県の写真が並ぶ作品展=伊豆の国市奈古谷の伊豆の国アートビレッジ
菊池さんが撮影した福島県の写真が並ぶ作品展=伊豆の国市奈古谷の伊豆の国アートビレッジ

 ■ 東日本大震災から8年 警戒区域の防護服女性、被災した体育館、除染土

 東日本大震災発生から8年を迎えるのに合わせ、写真家菊池和子さんの作品展「この大地(フクシマ)奪われし人々」が、伊豆の国市奈古谷の伊豆の国アートビレッジで開かれている。福島第1原発事故後、福島県の被災者と向き合いながら撮影してきた写真約50点を展示し、訪れた人たちの関心を集めている。17日まで。

 同市を拠点に同県の支援などに取り組む「YAMANEKO楽舎」が主催した。同展のチラシの表紙にも使われた警戒区域内にある自宅に一時帰宅した防護服の女性や、卒業式が終わったそのままの姿を残す大熊中の体育館を訪れた音楽教諭、福島市の空き地に放置されたままの除染土などを捉えた写真が並ぶ。

 同楽舎代表の市川幸子さんは「報道されていない福島の現状。復興に関する問題は山積み。どう受け止めていけばいいのか展示を通して考えてもらいたい。今後も人の側から見た福島の現状を伝え続けていく」と話す。

 平日は午後1~4時、土・日曜日は午前10時~午後4時。入場無料。13日から、たんぽぽの会による花の追悼展示も行う。問い合わせは市川さん〈携帯090(7307)3215〉へ。

 【写説】菊池さんが撮影した福島県の写真が並ぶ作品展=伊豆の国市奈古谷の伊豆の国アートビレッジ

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