春告げる「こも外し」 三島国道1号沿いの松―啓蟄

伊豆日日版 2019年03月07日

手際よく松の木に巻き付けたこもを取り外す地元造園業者=三島市川原ケ谷の国道1号沿い
手際よく松の木に巻き付けたこもを取り外す地元造園業者=三島市川原ケ谷の国道1号沿い

「風情ある場所守り続けたい」

 啓蟄(けいちつ)の6日、三島市川原ケ谷の国道1号沿いにある松並木で、春を告げるこもの取り外しが行われた。三島環境緑化研究会(加々見勝八郎会長)に加入する造園業者から7人が出て、手際よく松に巻かれたこもをはがしていった。

 毛虫などの害虫から松を守るために、昨年の立冬時に幹経35センチ以上の約210本にこもを巻き付けた。冬ごもりで中に入った害虫を、こもと共に土に埋めて処分するのが目的。

 造園業者らは松の木の状態を確認しながらこもを外し、まとめて車両に積み込んだ。中には枯死した松も見つかり、加々見会長は「国道1号の風情ある大切な場所。ずっと守り続け、孫子の代まで松を残したい」と語った。

 1970年から実施している。箱根松並木は全長約1キロで、江戸幕府が1604(慶長9)年に東海道大改修の際に植えたのが起源とされる。太平洋戦争で多くが燃料として伐採されたが、その後補植された。最盛期は700本以上あり、現在は約330本という。

 【写説】手際よく松の木に巻き付けたこもを取り外す地元造園業者=三島市川原ケ谷の国道1号沿い

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