五輪・パラへ、手話学ぶ 中高生対象に講座―伊豆市

伊豆日日版 2019年02月24日

真剣な表情で手話のコミュニケーションを学ぶ生徒たち=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
真剣な表情で手話のコミュニケーションを学ぶ生徒たち=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 2020年東京五輪・パラリンピックを前に、自転車競技の開催地となっている伊豆市は23日、修善寺生きいきプラザで地元の中学生、高校生を対象にした手話講座を開いた。伊豆ろうあ協会の会員2人が講師を務め、生徒たちが手話によるコミュニケーションを実践形式で学んだ。

 五輪開催時には世界各国の選手や観客らの来訪が想定されるため、聴覚障害者が安心して同市を訪れることができるよう、市民に手話の知識や理解を深めてもらおうと初めて開いた。天城中1年生と、伊豆総合高2年生計9人が参加した。

 講師の植松元代さんが聴覚障害や福祉機器について説明し、生活で不便なことの体験談を語った。続いて「簡単な手話」をテーマにひらがなや数字、地名などの指文字や、「こんにちは」や「ありがとう」といった最低限のコミュニケーションの取り方も教わった。

 座学の後は修善寺駅へ移動し、駅構内や周辺の病院など、それぞれが気付いた対象物を手話で表現した。

 伊豆総合高から参加した沼沢依実さん(17)は「できればオリンピックのボランティアに手話で参加して、来てくれる人をもてなしてあげたい」と語った。

 【写説】真剣な表情で手話のコミュニケーションを学ぶ生徒たち=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

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