松毛川の私有林取得 河畔林の保護、保全本格化―GW三島 

伊豆日日版 2019年02月05日

グラウンドワーク三島が約3千平方メートルの私有林を購入し景観保全活動を本格化させる三島市と沼津市境の松毛川
グラウンドワーク三島が約3千平方メートルの私有林を購入し景観保全活動を本格化させる三島市と沼津市境の松毛川

 ■「子どもの環境教育に」

 景観保全に取り組むNPO法人グラウンドワーク三島は、三島市と沼津市の境に位置する松毛川で約3千平方メートルの私有林を購入し、河畔林の保護・保全を目的とした活動を本格化させる。三島市側(右岸)の川沿いで山林原野を取得し、環境再生をさらに推進することで、消滅の危機が迫る貴重な森を守り、次世代に引き継いでいく方針だ。

 同NPOが自ら土地を購入し、再生活動をするのは初めて。2019年いっぱいをめどに、所有者16人から買収する予定で、費用は約440万円。うち約240万円を公益財団法人自然保護助成基金、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会が助成する。

 同川はかつては狩野川の一部で、100年前の原風景が残る。昭和初期に造られた堤防で三日月形の「止水域」となった。エノキ、ムクノキ、ケヤキなど約1300本の樹木があり、樹齢100年以上の巨木も136本残る。タカなどの猛禽類や、小さな野鳥など120種が飛び交う豊かな生態系もみられる。

 07年から住民や学生らと共に森の再生と復活に向け、放置竹林の伐採や5500本以上の植樹、清掃活動を続ける同NPOは、3年以上前から募金を募った。渡辺豊博専務は「豊かな河畔林、森として末永く保全に努めたい。大人だけでなく、森の素晴らしさを子どもたちが肌で感じられるような環境教育にも力を入れていく」と話している。

 9日午前10時からは、同川左岸で植林や草刈り、清掃活動をはじめとした環境保全「千年の森づくり」を実施する。参加は無料。

 【写説】グラウンドワーク三島が約3千平方メートルの私有林を購入し景観保全活動を本格化させる三島市と沼津市境の松毛川

各地の最新の写真
伊東
サッカー・マーレ杯U―9熱戦 市内外から10チーム―伊東 
下田
市民後見人、11人が修了 下田市社協が養成講座
中伊豆
明治から平成、女将の雛300体 修禅寺、庭園特別観賞も―伊豆
熱海
昭和の名曲披露 FM熱海・湯河原20周年記念

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞&イズハピが贈る伊豆の観光情報紙「伊豆時間」 花半島伊豆 ちょっと早めの春をさがしに・・・(PDF)