狩野川台風翌日の写真 伊豆総ミュージアムに15点展示―伊豆

伊豆日日版 2019年01月12日

狩野川台風の翌日に撮影した15点を紹介している写真店=伊豆市柏久保の「いずベロ」内
狩野川台風の翌日に撮影した15点を紹介している写真店=伊豆市柏久保の「いずベロ」内

 ■60年前の爪痕 千歳橋と伊豆長岡駅前

 伊豆市柏久保の電動アシスト自転車貸出所「いずベロ」内の「伊豆総合高校修善寺駅前ミュージアム」(愛称・伊豆総ミュージアム)一角で11日、狩野川台風写真展が始まった。伊豆の国市三福の鈴木暹さんが昨年入手した写真の中から15点を展示。「千歳橋と伊豆長岡駅前」のサブタイトルを付け、60年前の様子や被害状況が分かる写真が並ぶ。

伊豆の国の鈴木さん入手

 写真は台風の翌日、南条周辺にあった元国鉄の保養所「あやめ荘」の関係者が撮影したとみられる。写真55枚が、番号とタイトル付きでノートに貼られていた。写真展は「長岡より古奈方面に行く道路の冠水」「千歳橋に引っかかった流失家屋の残骸」「狩野川放水路の建設現場」などと記された写真を引き伸ばして展示した。

 鈴木さんは、県史編さん委員として同台風を調査・研究した経験を持つ。講演を依頼されることもあり、昨年11月に南条で講演を行った際、80代女性からノートを託された。女性は元あやめ荘支配人の鈴木高さんから預かったという。鈴木さんがノートのことを載せたフェイスブックを、いずベロを運営するNPO法人ステキなごえんの後藤順一理事長が見て、「鈴木高は自分の伯父」と鈴木さんに連絡し、写真展開催が決まったという。

 鈴木さんは「時間が経過し、被害が大きかった熊坂地区以外の記憶が薄れてきている。いつ、どこで大きな災害が起きるか分からない時代なので、被害のことを知ってほしい」と話した。

 2月中旬まで展示する。施設営業時間は午前9時~午後5時。問い合わせはいずベロ〈電0558(72)0111〉へ。

 【写説】狩野川台風の翌日に撮影した15点を紹介している写真店=伊豆市柏久保の「いずベロ」内

各地の最新の写真
伊東
松川湖畔 紅白梅咲き始め、例年より半月早く―伊東
下田
「かわいい」と大喜び 南伊豆東小でペンギン教室―下田の水族館
中伊豆
厄よけ豆4万袋詰める 来月3日、三嶋大社で節分祭
熱海
耳澄まし札取り合う 熱海中、全校学級対抗で百人一首

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞&イズハピが贈る伊豆の観光情報紙「伊豆時間」 花半島伊豆 ちょっと早めの春をさがしに・・・(PDF)