「文化魅了、防災に役割」 伊豆の国でジオ推進協世界認定シンポ 

伊豆日日版 2018年12月03日

防災や文化をテーマに話し合ったトークセッション=伊豆の国市の韮山時代劇場
防災や文化をテーマに話し合ったトークセッション=伊豆の国市の韮山時代劇場

 ■講演とトーク 半島の自然、文化、歴史紹介、「世界の期待実感」

 伊豆半島ジオパーク推進協議会は2日、「伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク認定記念シンポジウム」を伊豆の国市四日町の韮山時代劇場で開いた。特別講演、基調講演やトークセッションを通じ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界ジオパーク認定を改めて喜ぶとともに、ジオと文化、防災との関わりなどを考えた。

 沼津市出身の語り部で日本ユネスコ国内委員会広報大使の平野啓子さんは、特別講演「朗読・伊豆の文学風景」でオープニングを飾った。川端康成や井上靖らの作品を朗読しながら、伊豆半島の自然や文化、歴史などに触れた。

 スペイン出身の学術博士でユネスコ世界ジオパークの地質遺産専門グループに所属するパブロ・リバス・パロモさんは、「文化も魅了するジオパーク」をテーマに講演した。他地域の事例を挙げながら、ジオと文化の関わりを紹介。「重要なのは知識。知れば理解するし、理解できれば大切にする」と述べた。

 後半のトークセッションは、平野さんとパブロさんをパネリスト、同協議会長の菊地豊・伊豆市長をファシリテーター(進行役)に、「ジオと文化」「ジオと防災」をテーマに話し合った。防災に関し、パブロさんは防災教育に力を入れているギリシャのレスボス島を例に「ジオは災害防止に大きな役割を果たしている」と発言。平野さんは「先人がいろいろな思いをして伝えてきたことを、私たちも伝えていきたい」と述べた。菊地市長は「さまざまな会議に出席すると、防災に関する世界からの日本への期待が大きいことを実感する」と話した。

 【写説】防災や文化をテーマに話し合ったトークセッション=伊豆の国市の韮山時代劇場

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