台風24号 三島で風速31.7メートル 

伊豆日日版 2018年10月02日

突風で屋根が吹き飛ばされた湯の国会館=伊豆市青羽根(本社ドローンで撮影)
突風で屋根が吹き飛ばされた湯の国会館=伊豆市青羽根(本社ドローンで撮影)
根こそぎ倒れて道路をふさいだ桜の木=伊豆の国市のリバーサイドパーク
根こそぎ倒れて道路をふさいだ桜の木=伊豆の国市のリバーサイドパーク

 ■湯の国会館屋根飛び休業 伊豆

 大型で非常に強い台風24号は、勢力を保ったまま30日夜から10月1日未明に掛けて伊豆半島に接近した。静岡地方気象台によると、三島で1日午前0時47分に最大瞬間風速31・7メートルを観測。雨量も29日午後4時から1日午後1時までに96ミリを記録した。三島・田方地区では人的被害は確認されていないものの、家屋の屋根が飛んだり、倒木が道路をふさいだりする“爪痕”を残した。交通機関への影響や停電もあった。

 伊豆市青羽根の日帰り天然温泉施設「湯の国会館」は、突風によりトタン屋根の一部が飛ばされ、1日は臨時休業にした。復旧作業を済ませ、2日は営業する予定。

 管理するサンアメニティ伊豆営業所の山下祥弘所長によると、30日は通常通り午後9時まで営業。11時ごろに警備会社から連絡を受け、駐車場側の屋根が半分ほど飛ばされているのを確認した。周辺家屋などへの被害はなかった。館内の一部は水浸しになったが、風呂部分や大広間への影響はなかった。

 同市修善寺の観光施設「修善寺虹の郷」も、風による倒木被害が多数あり、1日は休園にした。2日は通常の休園日。3日の営業は未定だという。

 ■桜3本倒木 伊豆の国リバーサイドパーク

 伊豆の国市天野のリバーサイドパークでは、桜の木3本が根こそぎ倒れ、近くの道路をふさいだ。撤去作業を行うため、付近は一時通行止めになった。作業員らは「3本ともソメイヨシノ。樹齢40年くらいはたっているのではないか」と話した。

 ■田方3市町が避難所開設

 各市町は自主避難所を開設し、住民の安全確保に努めた。

 伊豆の国市は4カ所開設し、市役所大仁庁舎に13人、アクシスかつらぎに10人、あやめ会館に6人、韮山福祉保健センターに5人が避難した。

 伊豆市は市役所本庁、支所を避難所として開放した。中伊豆支所に2世帯・3人、土肥支所に1世帯・2人が避難した。

 函南町保健福祉センターには1人が避難した。

 ■未明に狩野川放水路開放

 降雨により狩野川の水位が上昇したため、国土交通省沼津河川国道事務所は1日午前0時50分、伊豆の国市墹之上にある狩野川放水路のゲートを開放し、放水を始めた。水位の低下を確認し、5時17分に閉鎖した。

 同事務所によると、ゲート開放は9月5日の台風21号以来で、今年4回目。

 ■70本が運休1万1300人影響 伊豆箱根駿豆線

 伊豆箱根鉄道駿豆線は、30日と1日で合計70本が運休、2本が遅延し、約1万1300人に影響があった。

 同社によると、30日は午後7時以降の運転を休止。上下各19本が運休した。

 1日は隣接建物倉庫の倒壊により線路に支障が発生し、始発から運転を見合わせた。午前6時57分から修善寺―伊豆長岡間で折り返し運転、伊豆長岡―三島間で代行バス運行を開始。9時に全線で運転を再開し、約25分後に平常運転に戻った。1日は上り17本、下り15本が運休し、上り2本で最大4分の遅れがあった。

 【写説】突風で屋根が吹き飛ばされた湯の国会館=伊豆市青羽根(本社ドローンで撮影)

 【写説】根こそぎ倒れて道路をふさいだ桜の木=伊豆の国市のリバーサイドパーク

各地の最新の写真
伊東
感電の危険性など確認 東電伊東支社、消防などが訓練
下田
「唐人お吉を作った男たち」 幕末お吉研が22日、出版―下田
中伊豆
大しめ縄、仕上げ 出入職人ら「心込め、太めに」―三嶋大社
熱海
キバナアマが黄色い花 熱海梅園で見頃

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞&イズハピが贈る伊豆の観光情報紙「伊豆時間」 花半島伊豆 ちょっと早めの春をさがしに・・・(PDF)