地元就職へ連携協議 伊豆の国商工会と伊豆総合高 

伊豆日日版 2018年08月10日

生徒の就職について意見交換する参加者=伊豆市の伊豆総合高
生徒の就職について意見交換する参加者=伊豆市の伊豆総合高

 ■「生徒が知る機会増やして」 早期離職者の「受け皿」提案

 伊豆の国市商工会(大沢秀光会長)は9日、県立伊豆総合高(深沢富士夫校長)との意見交換会を伊豆市の同校で開いた。生徒の地元への就職や連携方法などについて話し合い、学校側は企業が直接生徒へ説明する機会を希望。商工会側は早期離職者の受け皿となることなどを提案した。

 学校側は前年度の就職活動状況の中で「人手不足により、今までなかった大手企業からの求人もあった」と説明し「本来は、いかに生徒を地元に残すか、大学などへ行った生徒を地元に戻すかが、他校と違う本校のコンセプトと思っている」と話した。

 具体的には「地域の企業について、生徒が知る機会を増やすことが大切」と強調。「企業が、生徒たちに直接説明する機会を設けてほしい」などと求めた。

 商工会は、事業所の数が減少傾向にあることや、約4分の1の事業者が後継者不足により廃業を考えていることなど、市内産業の現状を説明。「中小企業にとって、新卒採用は高根の花。東京などに就職したが早期に退職し、地元に戻ることを検討する若者の受け皿になる手段を考えたい」などと話した。

 意見交換会は、地元への就職を希望する生徒と、毎年は採用できない中小零細企業とのミスマッチを解消するため、2013年度から毎年開いている。

 【写説】生徒の就職について意見交換する参加者=伊豆市の伊豆総合高

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