後期高齢者保険証入り封筒に詐欺被害防止シール 伊豆市や県

伊豆日日版 2018年07月11日

振り込め詐欺被害防止啓発シールを封筒に入れる県職員=伊豆市役所
振り込め詐欺被害防止啓発シールを封筒に入れる県職員=伊豆市役所

 今年に入り伊豆市内で多額の振り込め詐欺被害が発生していることを受け、県と県警、市、民間企業が連携した被害防止対策が行われた。市が75歳以上全員に郵送する後期高齢者医療保険証入りの封筒に、被害防止啓発シールを同封し、注意を促した。県によると、全国的にも珍しい取り組みだという。

 県警のまとめによると、今年1~6月に同市内で振り込め詐欺5件、その他1件の特殊詐欺が発生し、約5400万円の被害があった。件数は多くはないが、被害額は県内でも突出しているという。

 県は連携した取り組みを模索し、県警と市に相談した。市内の75歳以上全員に行き渡る保険証に着目し、啓発シールを同封することにした。シールは受話器と電話機の近くに貼る2タイプを用意。「サギ電話は必ずかかってきます」「『急にお金が必要』はサギ」などの文字を入れた。郵送代金に影響しないよう、防犯グッズを手掛ける静岡市清水区の企業が企画段階から協力し、薄型のシールを作製した。

 封筒にシールを入れる作業が10日、市役所で行われた。保険証が入った約6300人分の封筒に、県と県警職員5人が一枚ずつシールを入れた。封を閉じる作業は市職員が行い、13日に発送する。

 県は、実施後の被害件数の推移を検証し、結果を来年度以降の取り組みの参考にするという。県広聴広報課の前田和人班長は「県民の安心安全を守るためには、いろいろな機関の連携が必要。今後も対策を考えたい」と語った。

 【写説】振り込め詐欺被害防止啓発シールを封筒に入れる県職員=伊豆市役所

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