事業者にアスマチJV 三島駅南口東街区再開発

伊豆日日版 2018年04月07日

2025年オープンを目指す三島駅南口東街区再開発事業の完成予想図
2025年オープンを目指す三島駅南口東街区再開発事業の完成予想図

 ■商業棟やホテル・住宅棟 25年オープン、総事業費220億円

 三島駅南口東街区再開発事業で事業協力者を公募していた三島市は6日、最優秀提案者にミサワホーム(本社・東京都)を代表企業とする「アスマチ三島プロジェクト共同企業体(JV)」に決定したと発表した。豊岡武士市長は「長年の懸案が一歩前進した」と話した。

 公募は昨年11月に開始した。5JVが提出した提案書を4人の専門家による2回の審査を経て選定した。同JVはミサワホームをはじめミサワホーム静岡、東レ建設、野村不動産、三菱地所レジデンス、アール・アイ・エーの6社で構成。地権者らを含む再開発準備組合との優先交渉権を得たことで、5月に予定する協定締結により事業協力者になる。

 提案した施設は約1万2500平方メートルの敷地の西側に商業棟、北側にホテル・住宅棟、南側に商業・住宅棟、東側に駐車場棟の4棟を建設する。商業棟は4階建て延べ床面積3100平方メートル、ホテル・住宅(マンション)棟は高さ99・5メートルの24階建てで100室と194戸、商業・住宅棟は13階建ての88戸、駐車場棟は7階建てで駅・商業利用者用の333台と住宅用293台。施設内に医療関連機関、フードマーケット、レストランなどが入る。計画では2025年2月のオープンを目指すとしている。

 地下水と湧水保全から基礎工事でくいを打たない工法とし、地下水はくみ上げず状態を常に監視する。高層棟は中間免震で対応するという。総事業費は国・県・市の補助を含め220億円。市の支出は補助金30億円の他、市土地開発公社からの土地取得費用31億円を加えて61億円という。

 豊岡市長は「三島の発展に沿った提案になっている。東日本大震災のためデベロッパーが撤退したことがあるので選定まで進んだのはうれしい。JVは国内トップクラスのデベロッパー。魅力ある場所と感じてくれたのだろう」と話した。

 選定審査会は同JVについて、地質構造を理解し地下水・湧水に配慮した建物配置と基礎計画、景観に配慮した設計デザイン、周囲との一体的なまちづくりや回遊性を向上させる動線などを評価した。

 【写説】2025年オープンを目指す三島駅南口東街区再開発事業の完成予想図

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