ただ1人のバスケ部員 朝原君最後の試合―伊豆総合高土肥分校

伊豆日日版 2018年03月19日

円陣を組んで必勝を誓う朝原君(右から4人目)らメンバー=伊豆市の修善寺体育館
円陣を組んで必勝を誓う朝原君(右から4人目)らメンバー=伊豆市の修善寺体育館

 ■植松教諭ら協力で出場

 県立伊豆総合高土肥分校の生徒と教員で構成するバスケットボールチームが18日、伊豆市の修善寺体育館で開かれた「同市スプリングカップ大会」に出場した。たった1人で活動するバスケットボール部の朝原英夫君(2年)のために、教員らが協力した。

 同部は本年度はマネジャーを含み6人で活動していたが、このうち5人が3年生で引退。2学期以降は顧問の植松慶祐教諭と2人で練習を続けてきた。新年度の部員募集停止が決まったため、植松教諭が区切りとして朝原君の最後の試合を計画。教諭や知人ら9人の協力を得て、例年参加していた同大会出場が実現した。

 同大会男子の部には6チームが出場し、トーナメント戦で勝敗を競った。朝原君たちは円陣を組み「絶対に勝つぞ」と声を掛け合い、試合に臨んだ。

 中学1年からバスケットボールを続けてきたという朝原君は「2人だけの練習だったので、このような機会をつくってもらいうれしい。練習の成果を出し、1試合10点を決めれるように頑張る」、植松教諭は「頑張ってきた形として最後に試合をやらせたかった。本人の今後の自信につなげてほしい」とそれぞれ話した。

 部員募集は停止するが、朝原君は夏まで顧問とともに活動を続けるという。

 【写説】円陣を組んで必勝を誓う朝原君(右から4人目)らメンバー=伊豆市の修善寺体育館

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