受験へファイトだ 黒板アートで韮中生応援―韮山高美術部

伊豆日日版 2018年01月06日

黒板アートを制作する韮山高美術部員=伊豆の国市の韮山中(昨年12月27日撮影)
黒板アートを制作する韮山高美術部員=伊豆の国市の韮山中(昨年12月27日撮影)

 ■初めて教室に 迫力の絵「気持ち高ぶる」

 伊豆の国市立韮山中(鈴木二三哉校長)の3年生の教室に、高校入試を控えた生徒約150人を応援するカラフルな「黒板アート」が出現。3学期の始業日の5日、登校した生徒たちを驚きと感動の渦に包んだ。近くにある県立韮山高(桜井祥行校長)の美術部員が冬休みに制作したもので、地域連携事業の第1弾として行った。

 昨年の12月27日に美術部(西島若葉部長、部員19人)が韮山中を訪れた。あらかじめ担任教諭から描いてほしいテーマや希望などを聞き、それに合わせた下絵を用意。5クラスの黒板に色味やバランスを考えながら、1日かけて完成させた。

 1組は学級目標「獅子奮迅」にちなみ、勢いのある獅子を描き、応援メッセージも添えた。3組は一人一人が輝ける場所という意味の学級目標「ギャラクシー」とサッカー日本代表の応援に使われているキャッチフレーズを盛り込み、気合の入るアートを表現した。

 黒板を見て息をのんだという鈴木悠太郎君は「憧れの韮高生が自分たちのために描いてくれたのだと思うと、ベストを尽くしていこうと決意を新たにできた」、牧田未来菜さんは「3年生にとって勝負の学期。『やるぞ』という気持ちが高ぶった。同時にたくさんの人たちに支えられていると実感することができた」と感謝した。

 同部が黒板アートを制作するのは初めて。西島部長は「中学生が教室に入って驚いてもらえるような迫力のあるものを描きたいと頑張った。喜んでもらえ、また機会があれば描きたい。韮高に入ってもらえればうれしい」と思いを話した。

 両校は近くに位置し、何か連携できないか−と同中が依頼し、実現した。同中は「(同部はちょうどオフシーズンで)そんなに負担をかけることなく、お互いの生徒のプラスにつがなった。そういう教育活動が続けられていけば」と話した。

 黒板アートは、名残惜しみつつも授業前に消されたという。

 【写説】黒板アートを制作する韮山高美術部員=伊豆の国市の韮山中(昨年12月27日撮影)

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