孤立化想定しヘリ誘導 三島・田方各地で訓練―地域防災の日 

伊豆日日版 2017年12月04日

白旗を振ってヘリコプターを誘導する消防団員=伊豆市の天城中
白旗を振ってヘリコプターを誘導する消防団員=伊豆市の天城中
絵本「もしも地震が起こったら」で防災について学ぶ住民=伊豆の国市のアクシスかつらぎ
絵本「もしも地震が起こったら」で防災について学ぶ住民=伊豆の国市のアクシスかつらぎ

 「地域防災の日」の3日、県内各地で防災訓練が行われた。三島・田方地区でも各地域で住民が訓練を繰り広げ、災害発生時に備えた。

 伊豆市の市立天城中グラウンドでは、災害時の孤立予想地域で、住民がヘリコプターの誘導を安全に行うための訓練が行われた。県、市、市消防団、大仁署から約20人が参加。誘導員の消防団員がグラウンドに開設した臨時ヘリポートの中央に立ち、白旗を左右に振って、着陸に支障がないことを知らせた。

 訓練は3回繰り返した。事前にスプリンクラーでグラウンドに水をまいていたが、風圧で予想以上の砂ぼこりが起こったため、安全を考慮してヘリコプターの着陸は見送った。

 市防災安全課の担当者は「災害時はどこにヘリコプターを着陸させるか分からない。今日の訓練を頭に入れ、いざというときの対応をお願いしたい」と話した。

 【写説】白旗を振ってヘリコプターを誘導する消防団員=伊豆市の天城中

 ■「“自命救助”が最重要」 絵本で地震対策学ぶ―伊豆の国・古奈区自主防

 伊豆の国市の古奈区自主防災会は、防災講話をアクシスかつらぎで行った。2008年12月号の「広報いずのくに」に掲載された特集「もしも地震が起こったら」の記事を基にした絵本を活用し、沼津市のNPO法人NVNの副理事長兼事務局長の石川学さんが講話した。

 子どもからお年寄りまで約400人が参加した。特集は市職員が製作。男子児童家族を主人公に、市内で大規模地震が発生したという物語で、加筆、修正して同NPOが絵本にした。

 石川さんは絵本を紹介しながら、普段から風呂に水をためておくこと、フォークや箸も防災袋に入れておいた方がいいことなどを伝え「最も大事なのは、ここ(避難所)にいること。自分の命を助ける“自命救助”をしてほしい」と呼び掛けた。

 受け付けには、時間を短縮できるオリジナルのはがきを使用した。住民たちは住所や名前を書き、年代などを丸で囲んだ。童謡の替え歌もみんなで歌った。高橋昇・自主防災会長は「今までとは違う講話で、住民の防災意識を楽しく高めることができた」と話した。

 【写説】絵本「もしも地震が起こったら」で防災について学ぶ住民=伊豆の国市のアクシスかつらぎ

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